畠中登記測量事務所 の日記
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境界問題は簡単には済まない
2024.05.23
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最近は問題のある土地の調査・測量・相談が多い。
隣との境界らしき箇所にコンクリートブロック塀がある。隣が昔設置したようだが、少し離れた箇所に境界杭がある。
なんでもこの地域での慣習として、排水路の幅分を引いて構造物を設置するという。
最近依頼地の所有者が変わったことを受け、隣がその境界杭が境界として、簡単なものでいいので合意書らしきものを取り交わしたいと言っているそうだ。
とりあえず現地に行き、ビニールテープとコンベックスで現地を簡単に測り、確定されている境界標を基準に図面化(概測図)した。
コンクリートブロック塀は明らかに地籍図(国土調査図)とは違っている。また境界杭とも違っている。
この付近の地籍図は精度が悪いことでよく知られている。
したがってどれが正しく、どれが違っているのか不明である。
とりあえず正しい位置関係を明らかにするためにも器械で測ることすすめたが、関係者一同お金を払うことに抵抗があるようで…
将来のことを考えると、ここできちっと確定測量をして禍根無く問題解決を図ればいいと思うのだが…