畠中登記測量事務所 の日記
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お客さんとのコミニュケーション
2024.04.30
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先日「ホームページを見て連絡しました。」と電話がかかってきた。
自宅敷地を売買するために、敷地の実測(確定測量)を他の事務所に依頼したようだ。しかし、自宅敷地と道路の間に個人所有の用水があるらしい。
所有者は亡くなって、相続人が数名いるようだ。その相続人の現住所は判明したらしく、その相続人に連絡をしているが、いまのところ反応がないとのこと。
その相談者は「その相続人らと連絡が取れない場合はどうなるのか?いつぐらいに完了するのか?」と聞いたところ
その事務所は(不動産屋を通して)「筆界特定になった場合、(境界確定とは別途)100万円ぐらいかかり、期間も1年かかるか2年かかるか不明。」と話したという。
その事務所が出した境界確定の見積りはいたって普通の額であったが、筆界特定を出すとなぜ100万円の上乗せになるのかまったくわからない。
仮にその見積りが問題ないとしても、相談者からすると相続人の問題も、今後どういう業務になるのか、期間がどれだけかかるのか、その説明が相談者が聞いて初めて回答をしたようだ。
要するにお客さんとのコミニュケーションがまったくされていないようだ。
調査士会へのクレームで一番多いのは調査士とのコミニュケーション不足からくるいろいろの誤解・クレームということを聞いたことがある。
仕事の良し悪しもさることながら、お客さんとのコミニュケーションが一番大事だと痛感する。