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畠中登記測量事務所 の日記

新年早々肝を冷やす

2024.01.17

今年最初の測量は昨年した測量の境界復元だった。
昨年、家の建て替えのための境界確定したのだが、現況ブロック塀と昔の測量図とかなり違っていた。

40数センチ測量地側になるのだった。
測量図はこの測量地だけでなく、7.8筆の分譲地の測量図なので、その全体の測量図をすべて確認・照合しての境界確定だった。
ブロック塀の上に境界がくるので、ブロック塀の上に境界標を設置した。

今般ブロック塀をやり替えるため、ブロック工事の工事人さんが境界標を設置してあるブロック塀を壊す前に境界標の位置を下げ振りで位置を出して、新たなブロック塀を設置したようだ。

しかし依頼者である建築士さんから「どうもそのブロック塀は違っているようだから、境界の復元をして欲しい。」と連絡が入った。

急な依頼だったので、測量は一人でしたが、いつも現況・境界の箇所にプリズム(距離を測る器具)を持つ方で、測量は手伝ってもらっている人にやってもらっている。

久しぶりの測量だったので手順を忘れてしまって、復元したい箇所に復元出来ていなかった。何度してもいいようにいかなかった。

ようやく致心(測量機械と基準点の鋲を垂線上に合わせること)がうまくできていなかったことが判明し、致心をきちっとしてようやくいいところに復元ができた。他の境界標との辺長もチェックしてOKだった。

しかしどうして下げ振りをして変な箇所(7センチ違っていた)になったのかわからない。
境界標設置後には必ずすべての点間チェックして問題ないか確認しているはずだから、境界標の位置がずれているということはないはずだ。

せっかくブロック塀を新たに設置してあるので、ブロック塀はそのままで境界標だけ正しい境界に設置して、あと覚書とか作成すればいいのではないかと言ったのだが、工事の監督は「ブロック塀を作り直してもらう。」とのこと。

新年早々肝を冷やす作業だった。

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