畠中登記測量事務所 の日記
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墓地の境界確定作業
2023.10.22
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墓地の境界確定の作業をしている。
以前もしたことがあったが、なかなか所有者が見つからなかった。
墓地の隣の方にお願いしてようやく見つかったものの、連絡すると「昔墓石の所有者に売って、私は今は関係がない。」と言われ、ふりだしに戻ったことがあった。
今回は隣地の3筆の所有者が不明である。職務上請求で戸籍を取得しても相続が途中で途切れてしまって、どうしようもない状況である。
法務局に相談すると、「墓石の所有者に管理者になってもらえれば」とアドバイスを受ける。
新しい墓石があったので、名前をメモった。名前が赤い字になっていたが、一緒に測量している同業者が「赤い字は存命している証拠」と言うので、後で調べてみると本当だった。一つ勉強になった。
調査士会連合会とゼンリンとで共同開発した「調査士カルテマップ」で地域と名前を入力すると住んでいる場所はすぐ特定ができた。なかなか優れものだ。
その方に管理者となってくれるか打診の手紙を祈りながら投函した。