畠中登記測量事務所 の日記
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公嘱協会のWeb研修会
2023.03.03
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今日は岡山県公嘱協会(公共嘱託登記土地家屋調査士協会)のZoomによるWeb研修会を受けた。
ここ数年はほとんどWebで研修会を受けているので、あまり人との繋がりがないのは寂しいが、自分の事務所で気軽に聞けるというのはそれはそれでいいことのように思える。
講師はあの有名な寶金(ほうきん)先生。名前からしてりっぱな(?)元東京法務局長、最高検察庁検事の先生である。
今日の演題は「官民境界判定の留意点」となっており、官民境界の第一人者らしい内容になっていた。
市町村の境界の担当者(どこの部署も同じだが)は数年ごとに異動があり、その担当者ごとに同じ路線でも官民境界の位置が変わることが往々にしてあるとのことだった。
こういうことは実際によくある話で、直線であるべきところが斜線になることもしょちゅうで、境界の専門家として悩まさせられることがある。
あまりにもひどい場合には住民から住民訴訟され、市町村が負けることがあるようだ。