畠中登記測量事務所 の日記
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基準点の移動
2022.10.12
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土地の境界確定業務を受託した場合、まず付近に街区基準点、国土調査復元基準点等の基準点があるかどうかを探すことから始まる。
今時のことだから、直接現場に行く前にまずグーグルのストリートビューである程度確認ができる。はっきりしないこともあるが、ほぼ8割がた確認はできる。
確認ができれば、どういった路線を組んでどういう風に測量するのかイメージをする。
今回の現場もすぐ近くにストリートビューで確認できた箇所にしっかりあったので、それを使用して測量をした。
いつもはその基準点の移動(異常)がないか、辺長(角度)を点検するのだが、今回うっかり忘れて測量をした。
帰って測量計算してみると1m近く違っていた。これはもちろん測量誤差とか言うのではなく、工事等で基準点を移動させたに違いない。
今度はしっかり事前に計算して、別な基準点から測ろうとしたところ、1つの基準点は7mも違っていた。これも工事した跡があるので、その時に工事人がどうかわからないが、移動させたようだ。
工事で取ってしまったものなら、再度どっかに設置するのではなく、そのままにして欲しい。
仕方なく現場から3,400mほど離れている国道の基準点から現場近くの基準点に結ぶことにした。作業量は3倍くらいかかったが、結果は良好だったので、安心して測量ができる。
