畠中登記測量事務所 | 日記 | ピノキオの細長い鼻のような土地

立会準備のために土地の登記調査をしていたら、申請地の対面地の地番・形状が公図と地積測量図と合致しない箇所があった。
地積測量図は分譲地と指定道路を分筆した測量図である。

片側だけ隅切りがあるので、ブーツ型の形状になっているが、よく見るとブーツの先のつま先がピノキオの鼻のように細長く（20cmほど）分筆されている。

市道が3.9ｍなので、４ｍ以上にするため拡幅した部分と思われる。
しかし20cmなので、公図に分筆の手入れをする時に見落としてしまって、ピノキオの細長い鼻がない状態になっていた。

市道との立会協議において対面地の地番・形状は必要なことなので、これは明らかに法務局のミスということで、法務局の職権で訂正をしてもらうことにした。

昔は直接アポなしで職員に話をして相談やら要望やらしていたが、現在は事前に登記照会票で相談内容・要望内容を書いて予約して直接相談するか、電話で聞くかになっている。

今回も登記照会票にて関連の地積測量図を添付してFAXすると、２．３時間後に法務局の担当者から「処理が済みました。」と電話があった。

これだけ早くしてくれるのなら、今申請している地積更正登記も早くしてくれ！（これについては別の機会に）