畠中登記測量事務所 | 日記 | まだまだ勉強が足りません

もう7.8年前になるでしょうか？私のホームページを見て境界立会の依頼をされた方がありました。

隣地の人から測量があるとのことで立会を頼まれたようですが、その立会をした調査士および補助者（測量・事務の手伝いをする人）の言動が気になり、筆界確認書に署名をされなかったようです。

再度立会することになり、私にも境界の立会に参加して欲しいということでした。
最初の境界立会ではないのであいさつ無しに始まりました。境界の位置については地図（法務局作成地図）の通りで問題はないように思われました。

ただ依頼者の疑問に思っていることについて「それは何度も言っているでしょう！」と突き放したような言い方が気になり、その調査士に話しました。

「調査士としては専門用語を毎日繰り返し言っているけど、一般の方にとっては一生に一度あるかどうかのことなんだから、わかるまで説明する配慮が必要ではないか？」

それが功を奏したかどうかわかりませんが、依頼者も納得されて筆界確認書に署名・押印をされ、無事決着しました。

しかし、いざ自分の番になると冷静にはなれませんね。
2.3年越しの現場です。
解決に向かいそうになると、急転直下、無理難題をつけられて最初からということが何べんもあります。

同じことをまだ5.6回くらいならいいですが、もう20数回以上は聞いています。
あまりネチネチ言われるので、最後にキレて電話を途中で切ってしまいました。

まだまだ勉強が足りません。