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土地の所在の字(あざ)の変更・更正?

2021.09.27

先日登記が終わった現場は平成12年に登記簿から電子化に移行されています。
その時に所在の字(あざ)がなぜか『溺』(閉鎖登記簿、土地台帳により確認)から『嵶』という文字に変更されていました。

変更理由が何も記載されていないので、入力ミスなのかと思い、分筆登記と同時に所在更正登記もしました。
隣の土地も平成16年ごろに同じ理由で所在更正登記をしています。

所有者に成果品を引き渡したときに、所有者から「昔から字名を『たわ』と呼んできたので、『溺』には違和感がある。」という話をされました。
確かに『溺』は『たわ』とは読めません。

『嵶』はどう読むのかわかりませんでしたので、漢字検索をしてみると、非常に興味深いことがわかりました。
『嵶』は方言文字(漢字)で中国地方(特に岡山)で使用されるとのことで、『峠』と同義語のようです。読み方は『たわ』もしくは『たお』のようです。

読み方も同じですし、地形的にも峠になっているのですべて合致します。
最初の『溺』がそもそも間違えていたのかもしれません。それであれば錯誤で所在更正をするという記述がどこにもありません。

電子化された時にどういう経緯で変更になったのか、また同じ字地域で違う字が混在していることの見解を登記照会票にて法務局に確認中です。

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