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畠中登記測量事務所 の日記

筆界確認書への署名・押印の立会同席

2020.08.26

先日隣地との立会が終わり、ある調査士事務所からの筆界確認書への署名・押印をお願いされているので、測量の検証と書類の署名・押印時に同席して欲しいと依頼がありました。

当初依頼人が思っていた境界と違っていたので、本当にそこが境界でいいのかどうか検証して欲しいということから始まりました。

構造物(ブロック塀の端)からすると依頼人が思っていた境界が正しいように思えますが、依頼地および隣地の測量図の辺長からすると、ブロック塀の中心になりました。

周辺全体を測量しても、やはりブロック塀の中心が境界であろう、と説明を依頼人は納得されました。

しかし反対側の境界も昨年立会され、確定されているとのことでしたが、境界標はペンキを塗ってあるだけの仮の境界のようでしたし、図面はもらっているようですが、境界確認書のやり取りはなかった、ということでした。

このままでは必ず後で問題になることが多いので、すぐに境界確認書のコピーをもらうこと、境界標を設置してもらうこと等アドバイスしました。

依頼人は行動力のある方で、すぐその場で立会した測量会社に電話をし、境界確認書のコピーと境界標設置の約束を取り付けました。

境界については、どうしてここを境界にしたのか頭をひねるばかりです。現況も測量図も完全に無視したやり方でした。 しかし昨年境界確定されて、隣地所有者4.5名の署名・押印がありますので、いまさらどうすることもできません。

今問題にならなくても、10年後20年後に問題が噴出するかもしれません。 そうならないようにといつも頭を悩ます毎日です。

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