畠中登記測量事務所 の日記
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相続法改正の講演
2020.01.12
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今日は司法書士の荢阪(うさか)さんの「相続法改正と相続問題」の講演があるとのことで、久しぶりに異業種交流会21クラブに参加しました。
40年ぶりの相続法改正というのはいろいろなメディアで聞いていましたが、具体的にどこがどう変わるのかわかりませんでした。 と言っても、仕事柄全く無知というわけにいかず、すこしでも勉強しようと参加しました。
改正の解説だけではなく、具体的トラブル事例を挙げて、よりわかりやすくしているのが良かったですね。
今どきよくTV宣伝している信託についても解説がありました。
一番最後に愕然としたことは、相続財産で裁判になっている割合として高額の遺産で争っているよりも中低額(5千万円以下が3/4、1千万円以下が1/3)が大部分ということでした。 相続争いは高額所得者よりも、ごく普通の世帯で起きている確率がぐっと高いということです。
昔父が亡くなり、東京の兄が家を引き継ぐときに、多少なりにも登記の仕事をしている私が遺産分割協議書を作成して、土地建物の相続登記の申請書を作成したことを思い出しました。 もちろん自己申請ということで、兄が法務局に申請をしました。
その時に兄(長男)以外の4兄弟は特に異議なく円満に遺産分割協議ができましたが、もしその時に異議があればその先どうなっていたかわかりません。
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