畠中登記測量事務所 の日記
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頭を悩ます事例がまた一つ…
2018.06.25
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筆界特定のご依頼の電話がありました。
普通は境界の争いがあるにしても、初めから筆界特定ではなく、境界確定だろうにと不思議に思っていましたが、もともと国土調査実施当時に筆界未定地(境界が決まっていない土地)の土地で、地元の調査士から私を紹介されて電話をされたようです。
事前調査として地図、登記情報を入手しました。... まだ正式なご依頼ではないですが、参考に隣の土地の登記情報も入手したところ、愕然としました。
所有者欄が5枚にもまたがっているのです。 大正時代に売買されており、その共有者の数100名を超える人数です。 もちろん相続が発生していますから、少なくとも4,500名を超えるのでは思います。
山林であれば、共有林ということで、こういう事例は見たことがありますが、100坪くらいの畑で100名を超える共有者という土地は一体何なのかさっぱりわかりません。
また頭を悩ます事例が一つ増えそうです。
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