畠中登記測量事務所 の日記
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道路幅員が足りない
2018.06.06
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今日も法務局の地図作成作業の立会作業で朝8時から夜7時(準備作業と立会の後処理手続き作業を含む)まで、雨の中ほとんど休みなくやっていました。
今日の立会は位置指定道路がある現場ですが、現況の道路幅員が4mのところ3.7から3.8mしかありません。 作業班全員で頭を悩ましていた現場です。地権者がお互いに10㎝から15㎝引いてくれるかどうか…
道路を挟む右と左とでは開発の時期が違います。どうも後で開発した業者がいい加減な道路側溝を作ったようで、それに伴いブロック塀も4m足らずの幅員で作ったようです。
最初はブロック塀の中に境界がくることに非常に抵抗感をお持ちでした。もちろんいきなりの話ですから当然のことです。普通の立会ならば事前の説明とかしますが、こういう場合はできません。
筆界未定地(隣および道・水路境界が確定できなく、境界線が表示できない土地、つまり10番と11番と道路が確定できないと10+11+道という表示)の説明図を見ていただくと、現実的に「筆界が決まらないとこういう状態になるんだ。」と認識してもらえたようで、なんとか了解していただけました。
雨の中数時間にわたって一生懸命話をしていて地権者さんの了解を得たときには、なんか地権者さんとの一体感が出ました。
地権者の皆さんには雨の中、長時間にわたり、体調が悪い方も、足の具合が悪い方もいた中で、最終的には現況と異なる結果に了解をしていただきありがとうございました。
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