畠中登記測量事務所 | 日記 | イノシシの仕業

申請地は山裾にある土地で引照点（境界の復元ができる永久標識）を設置できるコンクリート構造物等はなかったので、200ｍ離れた県道に引照点４点設置して、あとは多角点（プラスチック杭、ビョウ）を６点ほど設置して申請地を観測しました。
地積測量図には分筆の測量図とは別に引照点と多角点を記載した多角点網図というのを作成しました。
後でその４点からは直接境界が見れるのか、という法務局からの問い合わせで、見れないと答えると、少なくとも１点は境界が見える所に引照点を設置してくださいという補正がありました。

県道に設置した引照点が見える多角点（プラスチック杭）を抜いて、コンクリート杭を入れ直し、コンクリートで根固めし、その上に引照点鋲を設置しました。
ついでに分筆点の状況を確認すると、御覧の通りの有様です。所有者に話を聞くと、いのししが餌と間違えて掘り起こすのだとか。 そういえば、立会前の仮杭（ビョウ）もなぜか抜けていましたが、やはりイノシシの仕業か？

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