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畠中登記測量事務所 の日記

意味不明な判決書添付図面

2017.07.23

判決書に添付されている図面がどうもわかりにくいです。 隣との境界確定なのに隣も含めた全周囲の求積表があります。肝心の境界確定された境界点はなぜかありません。

事前測量としての求積ということならわかるんですが、確定された図面になぜこのような求積表があるのか意味不明です。

しかも確定された境界の辺長がありません。あるのは確定される前の現況測量の点の辺長だけです。

狭い箇所に何点もプロット(点)されていて、そのままではわかりません。普通そういう箇所は部分的に拡大図を作成し、わかりやすくしています。

所有者にこの図面わかりますか、と聞いたところまったくわからないとのことでした。

こういう判決の図面だけでなく、一般の図面でも、境界をいかにわかりやすく知っていただくというのが調査士の仕事だと思っています。

境界点を結んだだけの図面(地積測量図みたいな)では、一般の方はわかりません。現況と重ねてみて、なんとかわかるのではないかと思います。もちろん現況図でも「ブロック塀」「側溝」「家屋」とか説明書きが必要です。

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