畠中登記測量事務所 | 日記 | 次々と問題が

先日の踏んだり蹴ったりの現場です。
印取りに行ってきたところ、２名は問題なく署名・押印をしてもらいました。
１名は問題なく境界の確認ができて、立会証明書にもサインした方ですが、筆界確認書、境界確定協議書には署名・押印はしませんでした。

理由は「境界の確認には立会したが、境界標設置の時に立会していない」とか「俺が売買した時にこういうのはしとらん」とか「確認はこの前したからもういいだろう」とか、もう屁理屈としか言えない理由です。

しかしこの現場は今まで経験しないことが次々でてきました。
最初から「境界立会はしない、書類も取り交わさない」という人がいれば、道路の一部は倒産した開発業者所有で、清算も済んでいて立会人がいません。

また市の道路・水路の奥に拡幅した個人名義の道路がありますが、その道路を使うであろう近隣に負担を求めたところ拒否され、寄付されずにそのまま個人名義に残っているとのことで、いままでの経緯を十分に聞いてようやく対面者としての承諾の署名をいただきました。

そして今回署名・押印の拒否と次から次と問題がでてきました。
市の方には立会証明書と申述書を補足資料をつけて申請しましたが、受付はできませんでした。
頭の痛い現場です。

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