畠中登記測量事務所 の日記
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パズルのような国土調査地図の調整
2016.11.17
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11/5の国土調査の復元の報告に行ってきました。
調整した分で復元しましたが、道路境界が昔から存在している民地の中に入ったり、古い石垣でできている水路境界も民地に入ったりして、おかしな個所もいくつかあります。
地図作成の年代が違う大字境も空白地帯が生じていますが、空白地帯をきれいに接合できるように傾けると、その部分だけはきれいに接合できます。
しかし他の部分は完全に斜めになってしまいます。
多分国土調査の図根点(基準点)がずれていた可能性があります。
調整しない図面、調整した図面で打ち合わせをしましたが、なかなかそれだけでは理解しずらいので、現況図に国土調査図面をトレース紙にコピーしたものを使って、それをいろいろ動かして説明をしました。
担当者も「これでようやく理解できました。」と喜んでいただけました。
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