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畠中登記測量事務所 の日記

筆界確認資料の作成

2023.07.17

来週の境界立会に向けての資料作りをしている。

先日の境界立会の同席依頼も含め、何度も他の調査士による立会に出ているが、立会前の挨拶・関係者の紹介、測量図等の資料、事前測量と測量図の照合等の説明というものをあまり聞いたことがない。

先日の境界立会もそうだが、一般の地権者にとっては、そう何度も立会することがない。どういう風に確認したらいいのかわからないというのが実情だろう。

現地で、何の資料もなく、「ブロック塀がここにあるから、ここでいいですね。」とか「測量図だとここになるので、ここでいいですね。」とか、いきなり「境界はどこだと思いますか。」と聞かれたりとか…

地権者に特別の根拠になる資料とか、思い入れ(親からここが境界だと言われていたり)とかあれば主張できるでしょうが、何もない状況であれば、調査士が指示した点で了解せざるを得ないかもしれない。

せっかく貴重な時間を使って立会に参加してもらうわけだし、皆さんに納得してもらえる立会ということで、参加者全員に配布する「筆界確認資料」として資料を作成している。

今回は
①地権者図(地図【公図】に地目、地積、所有者を記入したもの
 地権者の紹介時にこれを使って紹介する。)
②測量図合成図(過去の測量図を合成したもの、年代別に色分けをする。)
③現況平面図(現況の構造物、既設境界標を明記したもの)
④測量図・現況重ね図1・2(②と③をある点を起点に重ねたもの)
⑤筆界検討図(測量図と現況が異なるため、総合的観点からこの辺りが筆界となりそうだ、という立会のたたき台としての図面)

と6枚図面の資料となった。

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