畠中登記測量事務所 の日記
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境界立会の同席
2023.07.12
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先日近所の方から立会の同席を依頼され、立会に参加した。
すでに両隣とは境界立会が済み、確定している箇所である。
今回は奥側の隣地との境界で、確定している境界を確認するというものである。
その方からは2年ほど前に隣から「筆界確認書の署名・押印をお願いされたが、どうすればいいでしょうか?」という相談があり、「それでは署名・押印時に同席しましょう。」ということになり、同席して問題なく終わった。
反対の隣とはすでに1年前に立会が終わって、立会時に署名・押印はしたけど何ももらっていない、とのことで「それでは何に署名・押印したかわからないのでは非常に危険だから、今からでも筆界確認書のコピーでも貰ってください。」と話した。
その通り相手には話をして筆界確認書のコピーをもらった、との連絡を受け、私もそのコピーを再コピーした。
しかしその隣の土地は測量図(昔の三斜求積)があるのだが、その測量図をまったく無視をして、現況のブロック塀だけで筆界確認をしたようだ。
測量図では直線になっているが、ブロック塀は湾曲になっていて真ん中あたりで10センチ近く離れている。その離れたブロック塀の上が境界とした。
またブロック塀には3センチほど基礎が出ているが、その基礎は無視してブロック塀の真下が境界としている。
別に専門家でなくても一般の方でもおかしいと気づくと思うのだが…