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畠中登記測量事務所 の日記

地籍調査の再立会のサポート

2017.03.01

以前ご相談のあった国土調査の測量図とその土地を購入した時の測量図と全く違うという現場の再立会に立会サポートとして参加しました。

高速道路を1時間飛ばして着いた隣県H市のもみじ饅頭屋で相談者と落ち合い、30分ほど打ち合わせして現場に行きました。現場にはすでに市の職員、測量業者、地権者の総勢10名近くの人が待っていました。それぞれ自己紹介をしてから現場説明が始まりました。

昭和の終わりごろに山裾の土地を8筆に分譲開発した土地ですが、開発業者が設置した土砂崩れ防止用の1mくらいのコンクリート擁壁が相談者の土地に2m近く食い込んでいる状況でした。
相談者と両隣の3軒だけ食い込んでいます。

地籍調査はそのコンクリート擁壁の手前側が境界とされたので、奥行き辺長も2m少なく、面積も20数㎡少なくなったので、再立会となったわけですが、その途中いろいろボタンの掛け違いがあって市に対し不信感を持たれていました。

結局購入した当時の測量図の復元をした位置(奥行は擁壁の上の法面上)で決まりました。これであれば当然使い勝手が悪くなるわけですが、かと言って承諾しないで筆界未定地になった場合はどういうデメリットがあるかを説明し、ようやく承諾されました。

数年前に起きた同県の大規模土砂災害を受けて、この土地が最近急斜面危険地域の指定を受けたようです。ですから今まで建築されているような家は建てられないという踏んだり蹴ったり状態です。
やはり自分の土地は不在でもしっかり管理しなければならないということを実感されたのではないでしょうか?

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