畠中登記測量事務所 の日記
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空中写真と測量図・地籍図の重ね図
2017.02.14
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今日は花粉が多かったのか鼻がムズムズします。少し暖かくなりましたが、花粉症の人たちには嫌な季節になりましたね。
最近空中写真に地籍図、測量図を重ねて現場の状況を確認することがおおくなりました。
もちろん多くは真上からではなくちょっと斜めになっていますので、ゆがんだ状態にはなりますが、十分に参考にはなります。
先日も書きましたが、土地でけでなく、建物の現場でも有効です。国土調査地域で建物の増築・付属建物新築の現場で、現地で測ったものを図面にすると、地籍図の境界線から大きくはみだしてしまいます。
測ったのがミスだったのかと思い、試しに建物図面を空中写真に重ねると、建物の位置はほぼぴったりでした。地籍図の境界線が全く違っていました。
現況と地籍図の違いはその周辺一帯に生じていました。
結局、境界線は地籍図は使わず、空中写真の境界線をなぞったもので描きました。
今しているのはすでに道路工事で現況が変わってしまって、原始境界がわからなくなってしまった現場です。空中写真で見ると、少し前の写真らしく工事前の現場になっているので、原始境界線の復元ができそうです。
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