畠中登記測量事務所 の日記
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立会サポート
2017.02.08
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先日の立会サポートの件、あれからいろいろ調査しています。 先方から地籍図(暫定)が送られ、分筆の地積測量図と図面上重ね合わせてみました。
やはり言われていた通り、隣地との境界点間距離(奥行)が2m以上も地積測量図より短くなっています。 送られてきた写真では、奥側隣地との間に1m以上あるコンクリート擁壁が設置されています。
そこが地籍図の境界線となっており、地積測量図より2m少ない位置となっています。
したがって、地積測量図通りに復元するとなると、擁壁の上の山側にくることになります。 分筆前後の年代の航空写真を見てみると、分筆された年にすでに擁壁らしき白い構造物がぼんやり写っています。
そうすると、分筆した後擁壁工事があり、それが地積測量図とは全く違う所に工事をしたか、分筆する以前に擁壁があり、地積測量図を間違えて作成されたかのどちらかになります。
どちらにしても相談者にとってはいいことにはなりません。 何か気が進みません。
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