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畠中登記測量事務所 の日記

地籍図と測量図と現況の相違

2017.01.21

明日はある測量現場の2回目の立会です。問題なく終わるはずです。問題は次の立会がある現場です。

国土調査地区で分譲されていて地積測量図があります。
 国土調査の基準点は付近になかったので、現況測量して現場合わせにしようとしています。
しかし、国土調査図(地籍図)と地積測量図が合いません。

本来地積測量図のとおり地籍図に分筆手入れをしなければならないところ、測量地を含め4.5軒隣地境界線が斜めになっています。また30㎝ほど裏側隣地とは隙間が空くような感じになっています。

原因を探るため、より広範囲に現況測量して地籍図と照合しましたが、より問題は大きくなりました。測量地周辺の4.5軒は裏側分譲地との間に何もないのですが、少しはなれた個所(両側)では30㎝ばかりの細い土地がいくつも分筆されています。

溝かと思ったのですが、測量地付近だけはないので不思議に感じていました。広範囲で現況測量してようやく判明しました。細く分筆された箇所が正しい境界のようです。つまり分筆されていない測量地付近の土地は正しくない地籍図になっているということです。

本来分筆する時点で現地が地籍図と整合が取れない時は地図訂正か分筆しなければならなかったのを省略したためにこういう結果になったものと思います。

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