畠中登記測量事務所 の日記
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複雑な建物登記
2016.10.29
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建物の複雑な登記が完了し、成果品を届け、同時に報酬をいただきました。
郊外の高台にある農家住宅で登記上付属建物が4棟あり、実質3棟で建物所在更正、家屋番号変更(土地の所在と違う家屋番号)、主の数次にわたる構造変更・床面積変更、付属建物すべての構造・床面積変更・更正、付属建物の合体と盛りだくさんでした。
敷地も3つの土地にまたがっていて、その周辺との境界もまったくわからない状況です。
とりあえず3つの土地の特定はできませんので、地目変更・合筆して建物の敷地を一つ(合筆)にしました。
直近の工事は工事完了引き渡し証明書は入手できましたが、もう一つがありません。固定資産評価証明書とかなり床面積が違うので、当方で作成した建物図面を渡して役所に現地調査してもらい、あらたに評価証明書を作成してもらいました。
周辺との境界は現況測量して、構造物・地形・空中写真・所有者の証言等を勘案して公図の形状を現況平面図と重ね、建物図面を作成しました。一部どうしても公図の形状と違う箇所があるのですが、やむをえません。
担当の登記官から3度、4度問い合わせがあり、2度補正があってようやく完了しました。(^_^;)
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